自分らしいをみつけました

ホテリエとして勤務しながら、Webデザイナーとして活躍されているデジタルハリウッドSTUDIO出島(以下:デジハリ出島) 卒業生Mさん。現在制作中のアクセサリーショップ、在学中に制作したホテルのビアガーデンをPRするフライヤー制作のお仕事について話を伺いました。

− プロフィール

出身は長崎。ずっと長崎で暮らしてきて、お仕事は市内のホテルに勤務されています。自ら機会を見つけ、デザインのお仕事にも取り組む卒業生ユニットLimaniのメンバーです。

− デジタルハリウッドSTUDIO出島を受講されたきっかけ

2020年のある日、長崎でもコロナウイルスが蔓延しはじめ、会社がお休みになった時、立ち止まって人生を見つめ直すきっかけがありました。その時、現在の仕事以外でもチャレンジできることはないかと思い、Webデザインを独学で学び始めたMさん。その時はまだ、デジハリ出島は開校していませんでした。スクール形式で学習できる場所を探していましたが見つからず、自分にあうスクールがないと考えていたそうです。そうしているうちに2021年4月、デジハリ出島が開校することを知り、説明会でスタッフの話を聞いて「ここで学びたい!」とすぐに入校を決断されました。

 

− 長崎のアクセサリーショップ、Webサイトづくりのきっかけ

プライベートサロンを個人経営されている知人に、Webデザインの勉強をしていることをお話ししたところ「自分が作っているアクセサリーを販売したいと考えている」と相談されました。これがきっかけとなり、ECサイトで長崎以外にも販路を拡大したいという目的を実現するためにお手伝いする事になりました。

− コンセプトと完成までの道のり

上質な素材を使い、自然環境やアレルギーにも配慮して作られるこだわりのアクセサリー。ターゲット層は30代〜50代。ブランドテーマ「海」を意識した配色でアクセサリーが映えるようなナチュラルかつリッチさを大切にしたデザインで統一されています。

初めて取り組むECサイトのお仕事で何ができるかわからず、手探りで始められたそうですが、世の中にある色んなWebサイトの傾向をリサーチして研究しました。結果、採用したデザインや機能は、1つ1つ調べ自らも学びながらのスタートだったそうです。

− 夏のビアガーデンイベント、フライヤー制作のきっかけ

デジハリ出島に在学中、普段は印刷会社へ依頼していた季節イベントのフライヤーを、今回はホテルスタッフ自ら制作してみようという話になり、デジハリ出島で学んだスキルを発揮する機会が職場でも生まれたそうです。当時はまだ受講中だったので、トレーナーにアドバイスを頂いたり、いろいろなチラシを研究してお客様が見た時にわかりやすくなるデザインを心がけて制作されたそうです。

− 仕事として制作に取り組む際のこだわり

本業との両立をするために、スケジュール管理には特に気をつけていらっしゃいます。また、クライアント様との修正指示などのやりとりの際は、作業量を考えてあらかじめ作業にかかる時間(日数)を伝えたり、クライアント様の期限を確認することで、お互いに状況を共有できるように務めているそうです。

− 今後の目標、やってみたいこと

デジハリ出島を卒業後、知人の方やLimani事務局からのお声かけでWebサイト制作の仕事が少しずつ増えて来ているそうです。今後もホテルの仕事と制作を両方続けていけるよう、これからは自分からも積極的に活動をしていきたいと考えていらっしゃいます。

− キャリアのつくり方

ホテルでのお仕事では広告などを依頼する立場に立つことも多く、クライアント様の視点を常に持つことが大切だという考えがMさんには常にあります。「本業の経験からクライアント様の気持ちを組んで提案できるところが私の強みです」と本人も自覚されているところがホテルでのお仕事とWebデザインのお仕事を両立されている理由なんだろうなと感じました。楽しみながら自分らしくお仕事をされているMさん、自分のスタイルでキャリアを作られており、これからも出島を拠点に活動されていくのが楽しみです。

卒業生 Mさん/ホテル勤務 兼 Webデザイナー

長崎県出身
長年働くホテルに勤務しながら、人生をみつめ直す時間ができ違う事にチャレンジすること決め、デジタルハリウッドSTUDIO出島に入校
ホテル勤務とWebデザイナー両立で、独自のキャリアを実現

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