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Webサイト制作「町のちいさなケーキ屋さん」
Webサイト制作「町のちいさなケーキ屋さん」
やわらかな色合いでまとめられ、美味しそうなお菓子の写真が並ぶホームページ。開くとお店の雰囲気を感じ『かわいらしくて美味しそうなお店、どこにあるんだろう、行ってみたいな』と興味をそそられます。
このケーキ屋さんのホームページを制作したのは、Webデザイナーの野口さんです。やわらかでシンプルなデザインを得意とする野口さんの制作した「町の小さなケーキ屋さん」のホームページについてご紹介します。
ー思いを共有し、スタート
「町の小さなケーキ屋さん」このお店は、オープンして30年以上になる長崎市内にあるケーキ屋さんです。クラシックなケーキやお菓子が並ぶ、夫婦二人で営む小さなお店です。
もともとお店のホームページはなく、店頭以外で情報を発信する場はありませんでした。
どんなホームページにするか考えていく中で、「新しいお客様にはもちろん、常連のお客様にも普段お話できないお店の細かな情報を知ってもらい、これからも地域の方に親しまれるお店になってほしい」というお店の方の思いを一番大切にしました。この思いをコンセプトとし制作をスタートさせました。
ー雰囲気を出しながらもシンプルに
制作で大切にしたことは、まずお店の雰囲気が伝わるようにしたことです。
全体をお店のイメージに合う淡いベージュの色合いで統一し、優しい印象のフォントを組み合わせました。
イメージを大きく左右する写真は、お店らしいシーンやアイテムを選び、目を引くような構図を考えました。メインには、様々なシーンの写真が流れ、見ていても飽きのこないものになっています。
使用している写真は、すべて野口さん自身が撮影したものです。一人での撮影、生ものであるお菓子の撮影は悪戦苦闘。しかし、自身で撮影したことで、撮影時に思いつくアイデアもあり、お店のことをより深く知る機会になりました。
お店の雰囲気と野口さんの持ち味の柔らかなデザインが調和し、来店したことのない人でも一瞬で、お店をイメージできるホームページになっています。
大切にしたことのもう一つは、シンプルにわかりやすくしたことです。
構成を考えるときにシンプルなものにするために、何をどのくらい入れるか時間をかけて考えました。
MENUを見やすいようにページの中心に大きく配置し、その下にお店の思いや情報を加えています。見る人がほしい情報とお店が伝えたい情報をバランス良く構成し、ストレスなく閲覧できるホームページとなっています。
お店の雰囲気を出しながらシンプルなホームページに仕上げ、お店の思いも伝わるあたたかい作品になっています。
ホームページ制作の基本でもあるこの二つの点を大切にしたこの作品は、今では野口さんの制作の基軸になっています。迷った時や行き詰った時には、見直して基本に戻る気持ちで参考にしています。
ーきっかけと今の仕事
野口さんがデザインに興味を持ったのは、社会人になってからのことです。
海外に住んでみたいという強い思いから、勤めていた幼稚園を退職し、ワーキングホリデーを利用して、海外に1年半ほど住んでいました。
現在はWebデザイナーの傍らデジタルハリウッドSTUDIOのトレーナーとしても指導もしています。受講生の頑張る姿に力をもらったり、色々な人の作品に触れることもでき自身の刺激にもなっています。人と交流できるトレーナーの仕事もあってこそ、視野が広がりアイデアにも繋がっています。
ケーキ屋さんのホームページのほかに、美容室のホームページ制作、行政関連のホームページデザインなども手がけてきました。フライヤーやホームページバナーなど細かなデザインも制作しています。
デザインをする時に依頼者の方と対話を繰り返し、一緒に作り上げていく工程も大切にしています。人と接して話しをすることが好きな野口さんは、相手の意向を汲み取り、良いものを作り上げてくことも得意であり好きな作業です。
デザインに出会い、力を身につけ、Webデザイナーとして活躍されている野口さん。行動力のある力強さがありながら、作品は柔らかく女性らしいデザインで見る人を惹きつけ和ませます。
今後どんなことにもチャレンジしたいと話す野口さん。様々なことから吸収していく野口さんの新しいデザインが楽しみです。
野口さん / Webデザイナー
大学卒業後、幼稚園の教諭として働く。海外に住んでみたいという強い思いからワーキングホリデーを利用して1年半カナダに住む。そこで出会った友人の影響でデザインに興味をもつ。帰国後、ホテルに勤務しながらも今後について考えた時に、興味を持ったデザインを学んでみたいと思い、デジタルハリウッドSTUDIOでWebデザインの基礎を学ぶ。現在はWebデザイナーとしてホームページ制作を中心に活躍中。
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